私は、週2回ハンドメイド作家さんのお手伝いをしています。
元々ちまちまとした物作りが好きなのですが、ご縁があり革細工やアクセサリー加工を生業をされている方とお知り合いになりまして。
私の繊細さと几帳面さを買っていただき(笑)時々作品作りをしています。
最近、そのハンドメイド作家さんから
「刺し子始めたんだけど、これはあなたに合う作業だと思うから本腰入れてやってみてよ。」
と言われました。
さ、刺し子・・・?
恥ずかしながら、私はこの歳まで刺し子を知らず・・・。
でも、私に合うっていうくらいだから、きっと楽しい作業なんだろうなと思いまして。
どんなもんかよく分かりませんでしたが、二つ返事でOKをしました(笑)
手始めに教えてもらいやってみると、そりゃあもうハマったのなんの!
ここ最近の私の作品作りは刺し子ばかりしています。
聞いたところによると、この刺し子は作業療法としても効果があるそうで、双極性障害を持つ私のリハビリにもぴったり。
売れし楽しの刺し子体験をしてきたので、ここでシェアしたいと思います。
刺し子ってなあに?
さて、皆さんは「刺し子」をご存じでしょうか?
文章で説明するよりも、見てもらった方が早いですよね。
簡単に言うと、こんな感じの手芸です!

糸の色もデザインも可愛い!
一針一針こつこつと縫い上げた感じが手が込んでて、愛着を感じますよね。
「刺し子」って、日本に古くからある刺繍の一つで、伝統手芸です。
元々は、ふきんや着物を補強・保温するために、重ねた布を刺し縫いしたそうですよ。
最近は布、糸ともにカラフルなものが出てきて、おしゃれな手芸として人気があります。
コースターを刺し子で作ってみたよ
私の記念すべきはじめての刺し子作品は、こちらです。
じゃじゃん!

こちらは「柿の花」というデザインです。
うーん、目が粗いなあ(笑)
そして、このコースターの裏側は、こうなってます。

そうなんです。刺し子って表も裏もちゃんと柄がきれいに出るように設計されているんです。
布のどちらを上にして使ってもいいようになっているんですね。
ちなみに、少し慣れたら「万華鏡」というデザインを作りました。
こちら!

奥が深いですねえー。よく考えられた模様です。
不慣れでもこうやって出来上がった作品を見ると、我が子みたいに愛着がわいてきますね。
刺し子の効果

刺し子を始めたことを私の主治医に話したら、刺し子には良い効果が3つあるということで教えてもらいました。
指先を動かすことで脳が若返る
刺し子などの手先の細かい作業をすると、脳の血流が増えるそうです。
すると、脳の神経細胞が活発になり、脳の老化防止になるそうです。
指先を動かすことは体にいいって、昔からよく言われるのはこのためですね。
無心になりストレス発散できる

同じ動作を繰り返すことで、頭の中が無心になります。
この時間はたとえ一時でも、悩みや不安などから解放されます。
こつこつと単調な作業を積み重ねることは、頭の中が空っぽになり、ストレス発散にもなるのだそうです。
作品ができると達成感が得られる
刺し子は仕上げるのに手間も時間もかかります。
しかしその分、完成した際は大きな達成感を得ることができます。
その喜びホルモンが脳内から分泌されて、幸せな気持ちになるそうです。
また、その作品を普段の生活で使うと、なおのこと愛着がわき、満足感が増すのだそうですよ。
おうち時間でできるいい趣味になりそう

最近の情勢もあり、外出が減りおうち時間が一気に増えた昨今。
今では、ハンドメイド作家さんのお手伝い以外にも、私自身の趣味として作品作りをしています。
家庭で気軽にできるいい趣味がひとつ増えたなと嬉しく思っています!
初心者の方も簡単に取り組める「刺し子キット」があるので、誰でも気軽に始められますよ。
興味のある方は、ぜひ挑戦してみてくださいね!