元小学校教員のわこです。
休職が長くなってくると、
「職場復帰できるのかなあ?」
「本当に復職したいのかわからない。」
などと、悩みますよね。

私は小学校教員として20年間在職し、
3年間休職した経験があります。
その間、あまりにも長く休みすぎて、
と、自分の本当の気持ちを見失ったことがたびたびありました。

結論として、私は復職をせず、退職を選びました。
理由は、
「もう私は復職が難しいだろうな」
と思うような決め手がいくつかあったからです。
今回の記事は、
- ただいま休職中である
- 復職したいのか、できるのか、よくわからない
- 復職を選ばなかった人の体験談が知りたい
という方に向けて、私の実体験をシェアします。
私の個人的な体験・感想なので、人によっては個人差があると思います。
あくまでもご参考として、少しでもお役に立てれば嬉しいです!
私が「復職をしない」と判断した決め手

私が
「もう復職は厳しいな」
と判断することになった決め手を挙げますね!
全部で7つあるのですが、
今回は「前編」として、4つ挙げたいと思います。
①管理職とまともに連絡をとることができない
以前の記事でも書きましたが、
私は管理職と頻繁に、かつ気軽に連絡を取ることができませんでした。

何より「電話」が恐怖で、休職してからはますます苦手意識がひどくなり、
職場や管理職と電話でやりとりをすることができませんでした。
メールでたまに生存確認をするくらいで(笑)
そのせいで、上司が心配して、アポなしで自宅まで来たこともありました(←腰が抜けた!)

こんな状態では、復職のハードルは高いなと感じたのを覚えています。
②職場からの郵便物がいつまでたっても怖い

休職中の人の自宅には、職場からたくさんのお知らせや郵便物が届きます。
私は、それらを直視したり、開封するのが嫌でたまりませんでした。
何が書いてあるのか見るのも怖かったし、
何より仕事のことを思い出すのが嫌だったからです。
休職初期は誰でもこのような気持ちになると思うのですが、
私のように休職3年経っても拒否感が強いのは、よっぽどでしょうね(笑)
この郵便物恐怖症は、退職するまで治ることはありませんでした。
③いつになっても職場に行くことができない

私は休職後、職場へ行くことが全くできなくなりました。
ちょっと学校に顔出しに行くとか。
ちょっと荷物取りに行くとか。
ちょっと書類を渡しに行くとか。
そういう簡単なこともです。
私の心や体、細胞のすべてが、全力で職場を拒否していたんだと思います。
こんな状態では、復職は当然できませんでした。
※あ、余談ですが、退職辞令だけはちゃんといただきに行きました!

④職場を連想させるようなものを、いつまでも徹底的に避ける

「学校」「子ども」「教師」「教育」などというキーワード。
これらに関連するものに、すっかり敏感になりました。
下校する子どもたちの姿を見るのも、なんかもやもや。
テレビで教育関係のニュースが流れて、なんかもやもや。
情熱系の同僚とたまに話をして、すごくぐったり(笑)
いつまでたっても、教育関係を連想させるようなものを避けていたように思います。
次回の「後編」に続きます
さて、「前編」では、復職しなかった決め手を4つ挙げました。
次回の記事では、「後編」として3つ挙げる予定です。
少しでもご参考になれば、嬉しいです。
次回へ続く~
